About

Introduction

主任教授

名嘉眞 武國

出身大学

久留米大学

卒業年

昭和62年

専門分野

・皮膚外科学
・創傷治癒学
・皮膚腫瘍(良性および悪性)
・掌蹠膿疱症
・好酸球関連疾患

資格

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

  • 歴史

    久留米大学医学部皮膚科学教室は1928年(昭和3年)に皮膚泌尿器科学教室として始まり、久留米大学は開設以来昨年(2019年)で90年を迎えました。その後1954年に皮膚科学教室と泌尿器科学教室に分かれて独立しました。皮膚科学教室の初代主任教授は奥野勇喜先生で、以降占部治邦、皆見紀久男、笹井陽一郎、橋本 隆と続き、2015年3月1日付で私、名嘉眞武国が第6代目として主任教授を拝命し現在に至っております。

  • 教室の診療と研究および抱負

    私が主任教授になり既に8年経過しました。まず専門外来においてはこれまでの留学の経験と多くの学会発表と論文投稿などにより新たなる知識を得て、以前よりもさらに充実した最新の診療を提供しています。現在①水疱症②乾癬群③アトピー性皮膚炎④皮膚悪性腫瘍⑤レーザーによる診療⑥脱毛症、そして今年より新たに⑦掌蹠膿疱症(私が担当)も始めました。特記すべきことはこれらの疾患に関する全国の治験にも参加が大変多く、将来の本邦における新規治療の適応にも力を注いでおります。また学生の教育にも大きく関っており学生の研究実習にも皮膚科が協力しています。

    昨今基礎研究をしていく医師が減少しているなか当教室では、指導する医師と同時に数名の優秀な研究補助員も雇っており判りやすく指導するとともに研究の楽しみを伝えております。また将来地域医療にも大きく関っていける医師もしっかりと指導し育っております。今後もこの姿勢を変えずさらに多くの面でさらなる高みを目指して教室員全員一丸となって頑張っていく所存でございます。

    最後ですが現在当教室には資質が高いだけでなく、心優しき医師が多数在局しています。女性医師に対しても多くの配慮とともに仕事の環境も十分に理解のある教室でもあります。今後もし当教室にご入局を少しでもお考えのある方がおられれば、いつでも遠慮なく気軽に私や医局長にご連絡ください。楽しみにお待ちしております。

Philosophy

久留米大学医学部皮膚科学教室では、皮膚科全般の研修を行うと共に、すべての教室員がsubspecialityを持つことを目指しています。さらに、基礎研究と臨床を結びつけることができるphysician-scientistとなるように研修を進めています。すなわち、皮膚科の診療は非常に幅広いものであり、皮膚疾患だけでなく、毛髪、爪、口腔内粘膜の疾患も扱い、また、内科的な全身管理も必要となります。これからのすべての皮膚疾患に精進することが基本です。しかしながら、その中でも、この分野では誰にも引けをとらないという、各個人のsubspecialityを持つことが大事だと思います。そのようなsubspecialityとしては、皮膚外科、皮膚病理、皮膚感染症、皮膚悪性腫瘍診断治療、皮膚アレルギー・パッチテスト、美容皮膚、皮膚疾患の内科的治療(全身管理や化学療法)、光線性皮膚疾患、光線治療、そして皮膚科基礎研究などと、非常に多くのものがあります。是非、最低、一つはsubspecialityを持つようにしてください。また、すべての教室員に、基礎研究と臨床診療を結びつけることができるphysician-scientistになっていただきたいと思います。

いまや、基礎研究の進歩は目を見張るものがあります。優秀な基礎医学者が、多くの新しい知見をハイレベルのジャーナルに報告しています。しかしこの結果を、実際の診療に応用できるのは、臨床医です。そのため、基礎医学の研究成果の重要性を理解すると同時に、臨床応用を行うことができるphysician-scientistになっていただきたいのです。また、physician-scientistになることは、その分野を深く掘り下げることになり、subspecialityを作ることにも貢献すると思います。
このように、subspecialityを持ったphysician-scientistになること、これが久留米大学医学部皮膚科学教室の基本理念です。さらに、久留米大学医学部皮膚科学教室に入局して最低限達成していただきたいことが、皮膚科専門医の取得です。そのためには、5年間の研修施設での研修をはじめ、多くの必須項目がありますが、それを達成して、日本皮膚科学会の専門医となりスペシャリストとして活躍し患者さんに還元していただきたいと思います。

Subspeciality

専門性がより細分化されており、日本皮膚科学会専門医以外にも格付けとしての資格が増えています。当科で取得可能な資格は下記のとおりです。

  • ・日本皮膚科学会認定「皮膚科悪性腫瘍指導専門医」
  • ・日本皮膚科学会認定「美容皮膚科・レーザー指導専門医」
  • ・社団法人日本アレルギー学会認定「アレルギー専門医」
  • ・日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会認定「臨床遺伝専門医」
  • ・日本がん治療認定医機構認定「がん治療認定医」
  • ・日本性感染症学会「学会認定医」

上記のようなサブスペシャリティー取得のため国内他施設での研修も可能です。

また、臨床研修と並んで、基礎研究にも力を入れています。臨床研究であってもそれを正しく進めていくためには基礎医学研究の知識と経験が不可欠です。これは、physician-scientistになるためにも、非常に重要であると考えています。大学院に入学して研究に専念する時間を持つことを前提にしていますが、大学院に入らずに、臨床と平行して基礎研究を続けることもできます。研究は、原則として、充実した研究スタッフのいる久留米大学医学部皮膚科学教室内で行います。しかし、希望があれば、久留米大学医学部の基礎研究講座や、国内外留学も積極的に進めています。
これまでも以下のような国内外の施設で、基礎あるいは臨床留学を行い、サブスペシャリティーを身につけてきました。

国内研究協力施設(2015-2022)

慶応義塾大学皮膚科:自己免疫性水疱症
旭川医科大学:免疫電顕
札幌皮膚病理研究所:皮膚病理
国立中央がんセンター:皮膚悪性腫瘍
島根医科大学:抗原解析、分子生物学
埼玉埼玉医科大学国際医療センター:皮膚悪性腫瘍、皮膚外科学
藤田保健衛生大学:接触皮膚炎、アレルギー
虎ノ門病院:皮膚外科
医療法人中野会中野医院:美容皮膚科・レーザー
静岡がんセンター:皮膚悪性腫瘍
京都大学:皮膚免疫、二光子励起顕微鏡
大阪大学:免疫学

国外研究協力施設(2015-2022)

St.John’s Institute of Dermatology(イギリス)
Inmerial Cancer Research Fund(イギリス)
The University of Maryland(アメリカ)
Columbia University(アメリカ)
The University of Texas(アメリカ)
Jefferson Medical College(アメリカ)
Lubeck University(ドイツ)
Stanford University(アメリカ)

留学の薦め

もし、希望があれば、2-3年間、国外留学することを強く薦めています。もちろん、研究成果や学問の進歩に関して非常に有意義であることは間違いありません。しかし、さらに長期間、日本と違う土地で地元の人々と触れ合うことは、非常に楽しくまた人生を豊かにすることができると思います。国外留学でなくても、2年間、学内外の別の施設で研究することは、とても意義あることと思います。さらに、3-6ヶ月でも良いですから、国内の別の施設で臨床の勉強をすることも、とても大事なことだと思います。過去、多くの教室員が、国外、国内、学内留学を致しました。

現在、留学先から給与を貰うことや奨学金を得ることは非常に難しい状況となっています。そのため、久留米大学皮膚科では、久留米大学皮膚科同門会の先生により久留米大学皮膚科留学援助基金が設立されました。現在まで多くの教室員がこの基金の援助で国内外に留学しています。さあ、諸君も、久留米大学医学部皮膚科学講座に入って、是非留学を経験してください。
このような、恵まれた環境の久留米大学医学部皮膚科学講座の研究室で素晴らしい研究を達成してください。

Facility

  • 久留米大学医療センター

    令和2年4月より非常勤1名で火曜日、木曜日の午前中のみ外来診療を行っています。

  • 聖マリア病院

    阿部俊文診療部長と宮里太朗医員が常勤しています。
    月曜日から土曜日まで基本的には午前中のみに診療を行っています。午後は特殊な検査や外来小手術や病棟患者の診療を行っています。ただし、救急患者に関しては可能な限り対応致します。他科と関連した全身疾患の皮膚病変や合併症を有する患者も多く、総合病院の利点を生かし、関連各科と密に相談しながら総合的な診療を行っています。一般皮膚疾患全般で特に専門と呼べる分野はありませんが、入院が必要となる急性期の重症例にも対応可能です。

  • 公立八女総合病院

    武藤一考医長と勝村えり医員が常勤しています。
    月曜日から金曜日の午前中に外来診察を行っております。午後からは手術、往診、入院患者さんの処置を行っています。基本的には近隣のかかりつけ医療機関からの紹介患者さんを優先とし、主に急性期で入院加療を要する皮膚疾患、当院での特別な検査や治療の必要な皮膚疾患を診療内容としております。皮膚腫瘍については日帰りもしくは入院での手術を行っており、重度の帯状疱疹、蜂窩織炎などの感染症に対しては入院による安静、点滴加療が可能です。また難治性の乾癬に対して、紫外線療法、レチノイド、シクロスポリン内服療法、生物学的製剤など重症度に応じた治療の選択が可能です。(生物学的製剤の承認施設です)

  • 大牟田市立病院

    荒川正崇医長と左野桐子医員が常勤しています。
    月曜日から金曜日までの午前中は、一般外来を行っています。(木曜日は荒川医師、金曜日は左野医師が不在です。)外来の受付は、原則として午前11時までです。午後は検査・手術など予約のみの診療です。手術および検査は月曜日から金曜日の午後から行っています。火曜日は手術室を用いた手術となります。皮膚科の疾患は多岐にわたっていますが、当科は手術療法に関する疾患を特に積極的に扱っています。皮膚のできもの、アザ、爪の異常などでお悩みの方は、ご相談ください。また、尋常性乾癬などの疾患に対して生物学的製剤の治療も行っております。通常の内服や外用の治療で十分な効果が得られない方は、一度ご相談ください。

  • 社会保険田川病院

    御厨賢医長が常勤しています。
    以前は健康のために日光浴が励行されていましたが、環境破壊が進行している現在は有害な事がほどんどです。顔や手など日光が当たる所に最近黒い斑点やシミが出てきた、という事はありませんか?心配でしたら受診されることをお勧めします。

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